京都股旅2 {2日目}

 案の定また11時スタート、ひたすら北へ。京都府庁を見たり、今出川のリサイクルショップをみたり。金閣寺に向かっていたのだけど、北野天満宮を通りかかったのでそりゃあお参りしていくでしょう。お札とお守りをGetして休憩所で一休み。建物の裏っかわになにやらスゴイ奉納画がたくさんあったんだけど、見せる気はないのなかなぁ?自転車にまたがろうとしていると、先ほど休憩所で被写体になってもらったおじいちゃんが,首から下げてるカメラに食いつきました。古いカメラだね,でも,カメラはレンズじゃ。レンズがよければ古くてもよく写る,とのこと。ローライコードが気に入った模様です。おじいちゃんに聞いたルートで金閣寺へ。坂道を感じない道なんだってさ。ホントだったよ、ありがとう!

 金閣寺は駐輪場からやばい感じ.修学旅行生に加え外国人観光客の魚影が濃い.門前の横断歩道には警備員がいて,信号無視を厳しく注意している.あまり飛ばす場所ではないんだろうけど,人が多くてあぶないんだろうなぁ.境内も整理してほしいほど人ごみ。舎利殿がどうこうより、それを見る人を撮りたいのだけどそれどころじゃない…。お庭も銀閣のほうが好みかねぇ。夕佳亭がいちばん興味深い。南天の床柱と萩の違い棚の説明を、ここでもやっぱりタクシー運転手から聞きながら感心。
 お土産屋で金閣寺境内限定はろうけていなんかを横目に流しつつ、自転車拾って次の竜安寺に移動。とおもったら、その途中で

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に載ってた「山猫軒」を見つけたので、戻っておそい昼食にする。金閣寺から立命館大前を通ってくる道路側からは地下に降りていく感じのエントランス。わざとなのか水で濡らしてあったりして雰囲気がある。お店が見渡せるテーブルにザックとカメラを下ろして、まずは冷たい水を一杯。大学生らしきカップル2組と観光のおばちゃんたちが数組。見回すと雑誌や書籍の置いてある本棚が見えたので、近寄ってみると芸術新潮やら写真集やら好みの本がたくさん置いてある。「アーネスト・サトウの写真教室」特集の芸術新潮と風の旅人6号を手に取り着席。オーダーは地鶏の竜田揚げなんとかチリソース、みたいな感じのやつとブレンド。お料理が来てから写真を撮ったりしてたらクーラーの乾いた風でパスタがぼそぼそに…。つか、寒いよココ。芸術新潮をゆっくり読みたいのだけど寒いのと、ゆっくりしていられないので早々に引き上げて竜安寺へ。自転車乗ったらすぐ駐輪場なんだけどね。

 竜安寺といえば石庭。そんなに大きなお寺ではないので方丈一周してもそんなに時間はかからず、そういうわけで石庭側にはまったりとした人たちが沢山。例に漏れず見える石の数を数えたり、見える角度を探したりやってみた。全体の配置を把握すると、全部が見えるところもあるのね。ここはやっぱり12mmの超広角レンズを付けっぱなしにして色々試行錯誤。Rolleicordが気になる白髪の外国人ばあちゃんやらLeica M3を持ってるよ、っていうラテン系のおっちゃん。FM3aにAi50/1.4の女の子、EOS KissにD40などカメラが沢山。さすがにまだ修学旅行生はコンデジ写ルンですなのね。こんな風に目が廻るくらいにヒトが多いので落ち着けない…。とはいえ1時間は過ごしたかな?石庭手ぬぐいを買って、水の抜かれたお池を廻って自転車に戻るが16:30は過ぎている。今度は自転車置き場でBD-1に食いついた外国人ファミリー。(*゚ω゚)と同じようにレンタル自転車で京都周ってるんだって。その自転車どう?っていうから、トテモイイヨとカタコトで帰してババい。

 急いでお隣の仁和寺へ。でも、仁和寺の法師は夜が早いようだ。16:30で拝観おしまいだってよ!夜に何やってんのかねぇ。しょうがないので、来たを金閣寺方面にもどろう。一瞬太秦方面に下りちゃおうかと思ったんだけど、どうせココまで北に来たので上賀茂神社も!と思ったのね。